デザインは
コロナに負けないっっっ!

「デザイン」という言葉に、どのようなイメージを持たれていますか?
美しいビジュアル、かわいらしい色彩、洗練されたフォルム、そうしたイメージでしょうか。

しかし、デザインは見た目の色や形だけではありません。
お客さんのニーズを満たす、社会の課題を解決するなどの事業目的や想い、それを実現するためのアイデアや工夫も、実はデザインです。

手掛けた商品を売るには、その価値をお客さんにきちんと伝えることが必要になります。漠然と伝えていては、本当に必要な人に届かないかもしれません。だから、誰に向けて、どのように伝えるのかを決めなくてはいけません。これもまたデザインの役割です。

経済のグローバル化やデジタル化はもとより、新型コロナウイルス感染症など、急激に変化する社会の中で、ビジネスを継続し発展させていくためにデザインの力は今まで以上に重要になっています。ビジネスとデザインの関係がもっと身近なものになれば、次なる成功をまねいてくれると私たちは考えています。

福岡デザインアワードとは

2019年はJR博多シティーホールで
50点のノミネート商品が並んだ

福岡デザインアワード(FDA)は1999(平成11)年に創設された、優れたデザインを評価、発信するコンペティションです。
昨年は、新型コロナウイルス感染症の影響により開催を見送りました。事業者のみなさんも、コロナ禍にあって大変苦労されながらも、停滞することなく商品開発に取り組み、アフターコロナを見据えられていることと思います。
FDAも歩みを止めることなく、未来を切り拓く商品を世に出すお手伝いをすべく、今年の開催を決めました。

FDAで求められているのは「ビジネスチャンスをまねく商品」であること。ただ美しい、カッコいいだけでは意味がありません。確かな技術力や機能性、受け継がれてきた伝統を明日に伝える強いコンセプト、自然や地域社会との共生。それらの要素をうまく伝えるデザインが一体となったものが「まねく商品」です。

FDAはまねき猫。
3つのメリット

参加費0円、
むしろ賞金がもらえる

エントリーすることによる費用はありません。それどころか、大賞50万円(1件)、金賞5万円(4件)、銀賞1万円(10件)を獲得できるチャンスです。
また、一次審査を通過すれば、他分野の人との出会い、PRの場や学びの場があります。受賞することで広く知ってもらうことにつながります。県だけでなく、経済界や多くの団体が協賛、後援として参画しており、応募作品を注目されています。参加費は無料でも、得られるものはプラスばかりです。

ブラッシュアップの
ヒントが得られる

会場にある商品の数だけ技術や物語があり、会場にいる人の数だけアイデアや想いがあります。参加して多業種の企業やデザイナー、バイヤーとつながることで、視野、知識、考え方が大きく広がります。何かを変えてみたいと考えていた方には、殻をやぶるチャンスになるかもしれません。商品改良やブラッシュアップのヒントが得られることでしょう。
ブラッシュアップだけでなく参加者同士のコラボレーションなども実現しています。

商品の魅力をお届け、
新しい販路をまねく

受賞商品は、インフルエンサーによってニーズの見込める層への情報発信、発信後の分析を行います。その結果をもとに、次なる販売戦略を立てることにもつなげられます。
ノミネート商品も、事務局である福岡県がプレスリリースと記者会見で商品を広くPRし、魅力をお伝えします。また、販売会など商品をお披露目する場を設けることで、商品のよさを直接お届けします。
※新型コロナウイルス感染症等の影響により内容変更となる場合があります。

ノミネート商品決定

4月30日から7月30日までの3か月間 募集を行い、全国から123件のエントリーをいただきました。
9月9日に一次審査会を開催し、その中から50件のノミネート商品を決定しました。
ノミネート商品については、10月27日の最終審査当日、会場にて展示を行うとともに、前後の期間において、福岡県庁11階福岡よかもんひろばでも展示を行います。
選りすぐりの商品をぜひご覧ください。

最終審査委員

顔写真
審査委員長
九州大学 名誉教授
森田 昌嗣

平成11年から始まった福岡デザインアワードは、今年度、第23回を迎えました。令和元年度からは一次の書類審査でノミネート商品を絞り込み、その中から実物等による最終審査で受賞商品をより綿密に審査する方法を採用しました。地域から日本、世界へ発信できる“地域のデザイン力”で牽引する意欲的な応募を期待しています。

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    副審査委員長
    九州大学大学院芸術工学研究院
    教授
    清須美 匡洋
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    審査委員
    九州大学大学院芸術工学研究院
    准教授
    池田 美奈子
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    審査委員
    iBankマーケティング株式会社
    代表取締役副社長
    内田 一博
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    福岡県産業デザイン協議会理事
    株式会社リトルストロークス
    代表取締役
    久保 紀子
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    審査委員
    株式会社岩田屋三越
    マーチャンダイザー
    佐藤 克美
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    福岡県産業デザイン協議会理事
    九州旅客鉄道株式会社
    事業開発本部保険事業部 部長
    髙橋 晶
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    審査委員
    株式会社電通九州
    クリエイティブディレクター
    瀧澤 勝弘
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    福岡県産業デザイン協議会副会長
    太宰府天満宮 宮司
    西高辻󠄀 信宏
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    審査委員
    公益社団法人JAGDA福岡
    グラフィックデザイナー
    平松 聖悟
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    審査委員
    株式会社マクアケ
    九州拠点キュレーター
    宮田 紗良
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    審査委員
    株式会社九州博報堂
    クリエイティブディレクター
    山田 彰
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福岡県産業デザイン協議会会長
九州旅客鉄道株式会社 代表取締役会長
唐池 恒二

コロナ禍の大変厳しい中にも関わらず、今回123件もの応募をいただきました。応募企業の皆差の熱意とご尽力に敬意を表しますとともに、1つ1つの商品をしっかり審査させていただきます。福岡デザインアワードが皆様の「コロナに負けないビジネスの発展」につながるよう取り組んでまいります。

賞金

大賞 50万円 1組
金賞 5万円 4組
銀賞 1万円 10組

開催スケジュール

出品者募集
令和3年4月30日(金)~
7月30日(金)23:59まで
一次審査会
令和3年9月9日(木)
[ノミネート企業50社決定]
最終審査会
令和3年10月27日(水)
13時~16時
[受賞企業15社決定]
場所
福岡県庁3階 講堂

※一次審査通過(ノミネート)企業については、最終審査会の立会いをお願いします。

応募要領

応募資格
日本国内に事業所等をおく中小企業者または小規模企業者等。

応募対象
日本国内において製造または販売する商品・サービスのうち、次の要件を満たしているもの。
•反復生産が可能なもの。
•概ね5年以内に開発されたもの。
•現在販売中または今年度販売予定のもの。
※過去に応募したことのある商品やサービスについても、その後、改良を加えたものは再応募が可能です。

応募費用
無料。ただし、最終審査に伴う商品・サービスの搬入搬出及び展示に要する経費及び審査委員に説明を行う立会者の人件費・交通費等については、応募者の負担となります。

応募部門
A 衣料・アクセサリー(衣服、バッグ、時計、貴金属など、身につけて使用するもの)
B 食品(食材や製法にこだわった飲食に関するもの)
C 健康・美容・福祉用品(健康グッズ、化粧品、医薬品、介護用品など身体に働きかけるもの)
D 生活雑貨・生活用品(生活用品、文具、玩具など、主に手にとって使用するもの)
E 家具・インテリア(家具、畳などおいて使用するもの、照明、カーテンなど空間を構成するもの)
F 産業・商業・公共空間機器(OA機器、医療設備など事業活動や公共空間において使用するもの)
G 情報・サービス(ソフトウェア、デジタルコンテンツなどサービスを提供するもの)
H イベント・地域ビジネス(イベント、地域行事・催事に関するもの)

審査基準についてはこちら

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