株式会社増田桐箱店(古賀市)
昔から着物やお米などを湿度や虫から守るために桐箱が使われてきました。
ただ桐箱の中に角がありどうしても粉物や油性の強いもの、セミドライなものを入れて使いにくいという欠点がありましたが、今回中に缶を入れることでそれらのものでも保管しやすく、また中を取り出して洗うこともできるため、今まで桐箱で難しかったもの、入れ替えられなかったものもしっかり保管できるようになりました。
桐箱の歴史は古く、高級品の保管に重宝されてきた。乾燥や湿気に弱い物品を保存するのに向いている桐の特性を活かし、福岡県古賀市で90年続く桐箱の老舗が、現在の生活様式にフィットする新たな桐箱として開発したのが「桐のフードコンテナ」だ。インテリアとしても空間に馴染むデザイン。中に缶を入れることで桐箱では保管が難しいとされる粉物や油性の強いものも保管ができ、中を取り出して洗えるなど、随所に光る顧客視点が評価された。
株式会社マクアケ 宮田 紗良